2011年発売
本当に頼みますよ……
その②はこちら→ WHITE ALBUM2 -coda- ② - 感想SPACE
2月スタート
2/1。いきなりかずさが可愛いんだが!春希に髪を梳いてもらっている一枚絵。
曜子さん相手以外に、事情なんか話せるわけない。
仮に春希が追加公演を全部聴くと約束しても、かずさのモチベは戻らないかな?
かずさはすっかり壁がなくなった。なのに春希はまだそういう逃げる振る舞いをする〜。
雪菜じゃなくて曜子さんと会うのか!!
かずさがまた大人として独り立ちし始めている。いや、今は母親を使って立とうとしている状態かな。
かずさの精一杯の吐露に対して「かずさ…」としか返さない春希を何度見たことか。
彼女のプランだけ聞けば、それは妥当で、傷が治るかもしれないように思える。でも実際そううまくいくか。
春希わっる。ここで抱いて「頑張れ!」って。かずさが揺れると絶対に分かってやっている。
ここまであからさまにしていると、むしろ誰かに見せつけるためにやっているんじゃないかとすら思う。
は??!!曜子さんマジで!?
かずさの家に戻ったら曜子さんがいる展開にでもなるのかと思ったら、それどころではない衝撃。
2/2。来日公演の理由が明らかに。曜子さんのお節介の理由もそこだったのかー。
かずさに悪いところなんてない。強いて言えば順番が悪かった。
曜子さんの病気により、純粋にかずさへの気持ちがどうこうという話ではなくなってしまった。
「本質的には、わたしと同じ色情狂」は笑うけど笑えない。
曜子さんは春希に対してかなり公平に接してくれている。節度を弁えているというか。
春希に頼ることもあれば、間違いを指摘することもあり、娘を傷付けることになろうと適切な対処法を教える。
ここまでの話を聞いた春希がかずさを引き戻さんとする態度になるのは仕方ないと思うが、逆にここまでの事情を知って「頑張れ」で済ませるのはむごい気もしてきた。
2/4。高柳先生に立ち絵あるのw
かずさの密着取材の次は冬馬曜子の使い走り。
春希に立ち去る選択肢を与える曜子さんはある意味で優しいな。
「かずさの望むやり方じゃなく、俺の望むように幸せになってほしい」という考えはだいぶワガママ。
あんた煙草も吸ってるんかーい。健康に気をつけてくれ。
批判に対する曜子さんのメンタルは見習いたい。
怒涛のピー音に笑う。
初めて見る街中の路地だ。
冬馬親子と春希の関係に雪菜が入る隙はあるだろうかと思っていたら、メールのターン。そうだ……雪菜の誕生日まであと10日だった。この時点でもう祝えないかもしれないと雪菜に告げた。
2/6。同じピアニストの親子でも、同じ生き方をするわけではない。安定のツンデレ(笑)
武也?何の要件だ?かずさも武也なら知っているだろうから、話をつけられたんじゃない?
いつもの武也なら真面目な誘いでもお節介程度だから断っても大丈夫だろうけど、今回に関しては行かないことの不利益がありそう。わざわざ描写されたからという理由だが。
ほら、かずさですら「行けばよかったのに」と言う。行かない方が嬉しかろうと、少なくともそのくらいは納得できるということだ。
かずさも「春希の幸せ」を考えることがあるんだろうか。それを考えた結果が、自分が身を引くことなのだろうか。
高校時代、寝てるふりして春希の横顔を見たりしてたのか……!愛らしいな、こいつ。
まあ、春希のこの言葉は正しい。伝えるべき言葉だと思う。かずさの知ってる俺と、今の俺は同じじゃないんだよ、と。
またかずさが言葉尻に反応するっ!なるほど、雪菜は春希にとって恩人としての側面もある。それはかずさにはないかもしれない。
いや、追い込むほどには畳み掛けなくていいよ。かずさだって理解してないわけじゃないと思うから。
帰れと言ったのに帰さない……!「拗ねたような、泣きたそうな目」はずるいよ。
おっ、春希が「ふってしまったはずの女」と考えるようになった。
かずさが寝ても自分の部屋に戻らず、そのままの状態でメール。
この日、雪菜が武也たちといたという可能性はないのかな。
2/8。今度は見知らぬレストラン。春希の親については本筋かどうか判別つかないラインでずっと仄めかされるな。 曜子さんに話してることをかずさにも伝えられたらな〜。 また曜子さんは、かずさが苦しんで春希が解放される道を勧める。 やっぱり春希も「そんな簡単にかずさを諦められない」という感情を自覚している。
調子の悪いかずさ。雪菜への気遣いか!それにしては剣幕が激しい。いや、かずさも限界だった。
そりゃそうだよ、目の前でメールを打つのはさすがにどうかと思ったよ。
うっ、母親にまで嫉妬。秘密の存在に気付かれた。
あー…かずさが悪い方へ想像してしまう。でもこれは、自分の気持ちを全く口にしない春希も悪い。それに、現実は別方向にもっと悪い……
駄目か?春希はほんの少しでも「秘密はあるけどコンサートが終わるまでは教えられない」と伝えられないか?
ああ……傷付かないでくれ……やばい、情緒不安定になってる。
失踪ふたたび?
罰
2/9。曜子さんが倒れるところをかずさが見てしまった……
オープニングの曜子さんの台詞はここか〜〜。
また正論だ。「たかが昔の男」が親よりも出しゃばるのは、まあ見苦しいし目障りだと言えるだろう。
かずさは自分の大事な人に関することは察しがいい。
高柳てめえ。ああ、曜子さんから全て話したのか。それは駆け出してもおかしくない。
かずさの心の支えがすべて失われた。
かずさがたわ言を吐き始めてしまった。連弾もしたことなかったんだ。
子バカ?母親の存在が大きすぎる。
もしかすると、春希を想えたのも母親という基盤があったからこそなのかもしれない。
つっら。曜子さんの終止符。さすがにこの間柄に春希が入り込む余地はない。
久しぶりの大学だが、これは病院に隣接してるからか。千晶や小春は今は何をしているんだろう。元気だろうか。
そんなことを思っていたら回想。卒業してから千晶と会ったのか!おいおい、その舞台は観に行ったんだよな?
大学前の背景も夜ver.は初めて?春希が決心する決心をした。
ファミレスの前。今度は小春の回想!小春とも就職してから顔を合わせることがあったんだ。
雪菜もそんなこと言うの!?ああそうか、就職したとはいっても小春と出会ってからはまだ2年かそこら。
ほとぼりが冷めていなくてもおかしくはない。
本人と会うわけでもなく、一人で昔を思い出していく春希。
今度は曜子さん。この会話は知らないな。高校までは曜子さんと触れ合うために、高校からは春希(たち?)と触れ合うために弾いていた。その二人がいなくなった時、かずさはどうなってしまうのか。
ここでの「お前のことが好きだった俺は、今はもういない」という思いは、何%くらい真実なんだろう。
「そちら」を選ばないための言い訳を探している部分もあると思うけど、今の春希はもっとクールに考えている。
いつもの取り繕ったりその場を凌ごうとしたりしている時の春希じゃなく。
だから、心からそう思っているのかもしれないという印象がこれまでより大きい。
ああ……このBGMは『あの頃のように』というのか。
まさかの会社前に来た。つまり次に思い出すのは麻理さん。
登場はしないけど、武也や依緒以外との学校での繋がりも春希は続けているんだな。小木曽家の姿ももうずいぶん見てないなぁ。
自分勝手な「いつか必ず」。雪だ……!春希ももう、雪に対して積極的に意味を見出している。
ホテルにて
2/14!?やけに日付が飛んだな。春希の選択ですべてが変わりそうなほどの場面だったのに。
かずさが体調不良ってまさか春希は……ああ、ただの状況証拠か。よかった、本人も気丈そうではある。
世界が終わったような顔はしていない。でも、だったら、どんな経緯があった?
編集部。吉松さん(とその部下)って誰だっけ。「一体どうなってんだよ北原!」に同感。
つまり春希はバリバリ仕事をしているということ。もう決断は済んだかのように。
武也と依緒。雪菜の誕生日だからか……
あの二人の「最近おかしかったろ」は何年ぶり何度目なのか。
報道は美代子さんの仕業か。美代ちゃんが有能で苦労人。
雪菜登場!!!かずさが逃げられないのはそっちか!
どうやって約束を取り付けた?
あの雪の日、春希は何も出来なかったのか。
絶対に話を聞いてくれる雪菜。
そうか……春希はかずさには泣きつけないもんな。
ところで、雪菜が現れたことはかずさにとって不吉の予感にしかならないのではないか。
そりゃ、目つきも厳しくなる。これは5年前と同じように話し始められる雪菜がすごい。
こんな風に怯える姿も珍しいけど、かずさからすれば、雪菜の態度が正妻の余裕に見えてもしょうがない。
ネガティブな発想になるのも理解できる。
ただの正装としてスーツで来たんじゃないの!?
その仕事エグくない?付属祭とは逆の構図じゃないですか。
春希と雪菜が裏で通じて、かずさが花形を務める。
春希がかずさを売ったように見えるのは本当にそう。
雪菜が本題に踏み込んだ。かと思ったら帰るんだ。
今のところ宣戦布告しに来たとしか思えない。誕生日ケーキでようやく矛が収まったものの。
「助けて」メールは「かずさを助けて」だったのか。雪菜と二人でかずさの幸せを考える。
2/15。雪菜のチクチク言葉はやっぱりわざとだよなぁ。「春希くんには、あんなに素直になった」とはどのことを言ってるんだろう。
曜子さんと雪菜の対面。どこに行っても雪菜が場を支配している。
2/17。病気を大丈夫だって他人が言っちゃいけないよ。そういう根底にある楽観が、意外と雪菜の弱点なのかも。
でも、指摘されれば自分に置き換えて想像してみる誠実さを持っている。
次は葬儀なんかの現実的な話。それは大事な話だけど、今大事な話なのかな。
逆効果にならない?「お母さんがいなくなってもそのうち世界は治るよ」って言ったら。
雪菜が「嘘だらけの汚くて卑怯な人」と呼んだ。その認識があった上で愛しているのだと知れたのは、逆に安心できる。
当たり前だけど、曜子さんは雪菜が先に奪ったことを知らない。
「もう自分に望みはないって思い知る」のは間違いない。
雪菜もあれから必死だった。「一度たりとも忘れてくれなかった」のセリフは一枚絵とは別か!
かずさが先に手を出した!?そしてオープニングの一枚絵。
最終的には春希の気持ちにあるとはいえ、かずさが勝てるビジョンが全く見えない。
喧嘩終わりの一枚絵。いつもと微妙に顔が違う気がするけど、殴り合ったせいということにしておこう。
雪菜だけが、かずさを愛し過ぎていない。春希が大阪に行ったとき、春希は逃避していてかずさはボロボロに傷ついたけど、雪菜だけはプラスを受け取ってた。
強すぎるこの子。
2/18。かずさがピアノを再開した。時間がないのは確かだが、かずさが曜子さんの状態を知ってからまだ9日。
9日でリハビリを始められたなら、かなり早い立ち直りなのでは。劇薬を使用したとはいえ。
あの卑怯者(笑)
2/20。麻理さんと電話したんだ…!
かずさの迎えが雪菜の役目になった。雪菜が春希化している。かずさの頭も冴えてきた。
かずさが理屈っぽくなったのも春希の影響が垣間見える。小学生並みの反論で草。
雪菜に対してもツンデレじゃん。
2/21。夜通し2人でどんなことを話したんだい。
再会して以来、言葉の上では春希に振られ続けてるからな〜。
なるほど……ずっとそう語られてきて自分もかずさ贔屓だから「春希はずっとかずさが好きなまま」だと疑問に思わなかったけど、かずさ視点だと「春希は最初から雪菜が好き」になるのか。ずっと彼を見ていた本人からしてみれば。
でも雪菜的には「一番」はやっぱりかずさだった。
かずさの言う春希の嫌いなところが具体的。裏を返せば「間違った思い込みはやめろ、変な固定観念に囚われるな」ということか。酒に飲まれた顔www雪菜はもうそれ寝てるだろ(笑)
ははー、「今回だけ選ばれなかった」。それ以前はずっとかずさが選ばれていた。
オープニングの一枚絵だ。背中合わせに2人が寝ている。
想いは色褪せるものだと、日本に来て気付いてしまった。
仮に春希の想いが変わっていないとしても、雪菜を捨ててかずさのもとへ来た5年前と、絶対に雪菜から離れない今は全く違う。
かずさはもう敗戦処理を始めているように見える。ライバルを前にして戦う意志がない。
『届かない恋』を歌ってる!
2/22。そりゃ曜子さんも2月いっぱいまでは待ってくれませんよねー。常識的な判断。
『Twinkle Snow Piano quartet』もかなり好きだな〜〜。切なくてきれいで、不安定な均衡の上に心が置かれているような感じがする。
この新入社員たち恐ろしすぎるな。
雪菜と話せるようにはなっているものの、まだ根本のところで真剣に悩んでいる。
雪菜としては、「あなたは春希くんやお母さんがいなくても生きていける強さを持ってる」と言いたいのかな。
雪菜ママ〜!もう勝てないじゃん。かずさの一番の心の叫び。
本当にママムーブしてるw
こんなところで『届かない恋』の再演…!春希に弾かせたまま、歌わずにかずさと話すのはちょっと笑う。
雪菜&かずさ側の音と春希側の音がシームレスに変わるの凄くない?
やっぱりかずさは独りで生きていくしかないのか。
再結成
2/23土。かずさが殊勝な態度を取り戻してる〜。しかも春希と雪菜への信頼を増して。
暢気なBGM(『Dear Friends』)がもう安心感しかない。
春希と顔を合わせても何も問題ない。
アルバムの曲目を直近で弾いた曲と被せるのはまあ致し方ない。
新曲を入れたい気持ちは分かるけど、全部新曲はいくらなんでも無理だろ!!
「俺が求めるのは成功であって大成功じゃない」くらいは直接伝えてもいいんじゃないかな。
でも、同じ舞台に立てないことはちゃんと言った。
大事なことを言ったのに、かずさには通じず(笑)
アルバム曲まさか!!再結成だー!!
3人が仲良くしてるだけで泣ける。
2/24。そうか、世間的には1か月前に来日した有名アーティストくらいの認識か。
それなら確かに「へえ、ふーん」くらいのリアクションになるかも。
その1か月がどれほど濃かったかなど知る由もない。
春希とかずさで『届かない恋』の練習。
新曲やるの!?!?しかも役割分担まで同じ。
2/25。ジャケットデザインなんて今から頼める人いるか…?
素人の自作でも厳しいスケジュールなんじゃないの?
浜田さんがお冠。木崎さんは久しぶりに見た。
一応なんとかなるタイミングではあるんだ。優しい先輩方。浜田さんも有能!麻理さんまで手を回してた。
デザインは雪菜と春希で作成。仲間外れはやめたげて。「監修:冬馬かずさ」でいいんじゃない?
いいぞもっとやれ!春希を攻撃しろ!……最終的にしんみりしちゃった。
タイトルくらい先に決めておけばよかったのに。それこそかずさの一存でも問題なさそう。
ホントだ……まさしく「WHITE ALBUM」じゃないか……!それしかない。
前作との繋がりを示すタイトルの意味なんて曲があれば十分だと思っていて、それ以上のタイトル回収なんて期待してなかったから、呆然としてしまった。
2/26。もうレコーディング。当然他のスタッフもいる中で。
本当に間に合います?部外者から見ても3人の信頼関係は明らか。
「三人寄れば知恵も出るし矢も折れないし姦しいし」って軽口好き。
テーマも決まってないまま2日で曲書いて収録までやるって、プロでも難題なのでは?
2/27。時間だけがどんどん過ぎる。どうか、何かが起こって三人一緒に暮らしてくれ。
雪菜は5年前よりも今の方が、全員でのハッピーエンドを望んでいる。
孝宏、彼女できてたんだ!名前忘れちゃったけど、小春の友達の子かな。
あれ、朋は渋々なの?(笑)
雪菜は春希もかずさも同じくらい大好きだと言うけれど、かずさの方はどうだろう。
雪菜のことはもちろん好きだけど、春希への気持ちの方が大きいんじゃないか?
もし3人ともが、2人をそれぞれ同じように好きでいられれば一緒に暮らすのもできるかもしれないのにな。
雪菜の言うことは共感できる。誰か一人が幸せなら自分も幸せになれるほど単純じゃない。
かずさは戦えない。かずさが「雪菜を愛してる」と言った!?
OK、じゃあ3人で暮らせるよ!
詞を書き上げた。そこで春希も疎外感を抱くのはめんどくさいなぁ(笑)
2/28。もしかして29日まであります??
いい加減、春希にもかずさのコンサートを聴いてほしいのだけど、仕事ならどうしようもないのも事実。
かずさ公認で、春希たちはお留守番。
追加公演当日
2/29。武也と依緒はまた2人で来たんだ!そうか、この2人はかずさとの和解もまだ知らない。
美代子さんの立ち絵あったの!?かずさの指名……!
自信満々というかもはや増長の域w周りからすれば「前回も同じようなこと言ってたじゃないか」ってなりそう。
うわー、かずさと武也たちの対面気になる〜。
春希や雪菜に対しても大ボラ吹いてたw
朋までコンサートに!
かずさが武也たちにも毅然とした態度で接している。春希や雪菜に対する柔らかさはないかもしれないけど、確かな親愛を感じる。
これからの心配。かずさはどうするのだろう。「好きだからこそ離れる」が選択肢にある彼女だからこそ読めない。
「祭り」が終わったら……
クラシックのコンサートだと、アンコールは予定調和でやるものではないのかな?
幕間のタイミングでウィーンに戻る話を。また海外へ行ってしまう。
それに、5年前とは状況が違うからなあ。
5年前はすれ違いの果てに別れただけだから挽回の芽がかすかに残っていたけど、今回はもう雪菜とゴールインするのが見えてる。どう頑張っても疎遠になる未来しか見えない。
かずさに2人を弄ぶ余裕があることを嬉しく感じるとともに、サッパリきれいに別れようとしているのかとも思ってしまう。ところで、ブース内の会話は外には聞こえてないですよね?!
かずさを救ったのは春希ではなく雪菜だった。かずさにとっても恩人になった。もう完全に別れが近づいていて、進めたくなくなってきた。
なんか、5年間変わらなかったかずさが、誰よりも早く過去に決着をつけてしまった。
は!?!?この…意地悪!!!!
世界=冬馬曜子か。確かにモチベーションで言えばそれが一番。やっぱり彼女は大人になっている。
辛く長い戦いになろうとも挑戦する覚悟があって、必要な助けは素直に求められて。
冬馬曜子の感極まるポイントが本当にここにあったという事実も心にくる。
雪菜はそりゃあ泣くよ。それこそが本望だったもの。
おっ、依緒たちも打ち上げ。2人の前で、かずさは雪菜たちを祝福したんだ。
この2人にも障害はなくなった?武也マジ?!いや、うさんくさすぎて笑う。
武也にもポリシーがある。
この一番大事な話をするときに、2人を映さず夜空を映してるのは良いなぁ。この2人にも雪が。
祭りが終わったときと同じ、ピアノとかずさと春希の空間。でも今度はかずさが許さなかった。
再会する前には戻れない、3人の誰も。
かずさが無理やり背中を押して、春希もしっかりその役を果たさんとする。春希から「さよなら」と伝える……
っ!最後に愛の告白はずるいよ……それを受け取れないのが辛い。
未来を捧げるほど想ってても、想ってるのに、報われない。
これで、雪菜の理想は達成されたのかな。春希がいて、かずさもいて、自分が春希と結ばれて。
いや、雪菜はまだそのことに気付いていない。
「今日だけは、もう三人に戻るのはやめよう?」と言える春希は「強い男」になれている。
そうか〜。雪菜を選ぶと決めた春希。雪菜も三人でいたい気持ちと嬉しさとで返答に詰まる。
今からかずさを裏切ろうという誘い。大きな塊と小さな塊に、2人と1人に。春希の方もかずさへの気持ちを全て認めた上で。
ついにプロポーズした!そういえば、ストラスブールの時にはもう考えてたんだったか。
絶対嬉しいだろうに素直に受けられない雪菜の感情も理解できる。
「いつか傷つける」のは間違いないし、それなら「早い方がいい」というのも一つの考え。
ここまでくるとさすがに春希の覚悟も信じられる。
「かずさと話し合う時間」があるのがやっぱり理想だよなぁ。
しかし、春希には自信がないから今じゃないといけない。雪菜にとっては今じゃない。
今しかないんだと迫る春希は、これまで見てきた弱い春希らしくもある。
closing chapterのクリスマスを思い出させるような。
でも、今は大きな障害を一つ乗り越えた春希だというのも違いない。
っ!ビンタ!雪菜の怒りはごもっとも。怒りを向けられている最中に嬉しくて震えてるのはさすがに怖い。
メール??最初のコンサートの終わりに打っていたメールを今?
雪菜も全て許容できていたわけがなく、しっかりと傷ついて落ち込んでいた……
大阪で再会してからひと月も経たないうちに、雪菜にも限界が来てた。
そうだよな〜〜。こちらとしては春希がかずさに対して「最後の最後で」野郎だと知っているけれど、雪菜からしたらいつ春希がかずさに振れ切ってしまうか分かったものじゃない。
ここでも『After All』か〜〜!
再度のプロポーズ。
あれだけ怒ったけど雪菜の望みはかずさとの公平な決着ではなく、醜い自分でも受け入れてもらえることの方だった。
別に春希を責めたかったわけではなく、自身の不安材料を取り除きたかったのか。
当然かもしれないが、雪菜だってかずさに譲るつもりはさらさらなく。
話し合った先ではかずさに勝つつもりだっただろうし、かずさとの話し合いができなくなったとしてもそれでプロポーズを断るほどではない。
そこで雪菜なら最後までかずさと公平に争おうとしてくれるはずと少し期待していたのは、さすがに幻想を見すぎていた。
本人が言うように醜い部分もあるのだから。
もしかしたらかずさに対する復讐なのかもと言うけれど、それは春希には効かないよ~。
だってもう春希の中では雪菜が一番になったんだから。かずさを二番にしたんだから。
ビンタ再び?!雪菜も頑張って「いい女」をやっている。
これで本当に、かずさの攻め入る隙はなくなった。
改めて、スタジオ前の路地でこの会話をしてるんだよな?一人残って気持ちを整理しているであろうかずさを思い浮かべると切なくなる。
うおっ、coda開始以来のシーンだ。服を脱いでる一枚絵もここだったのか。
正直、あまりに何も無かったから、オープニングのイラストすらフェイクじゃないかと疑う気持ちが心の隅にあったよ。
考えてみれば作中では3か月くらい?そう聞くと短いけど、長い3か月だった。リアルのプレイ時間だと何か月ぶりになるんだろう。
そうか、もう結婚するんだから。
雪菜が見せた「違う表情」とはなんだ?わからなかった。
春希も思考を中断された。えっ何、これ以上何もないよね?
あぁ、このベッドに寝そべって春希を見つめる一枚絵好き。
「かずさのおかげ」とか言うなよ……悲しくなるじゃん。
まだ春希も不安を抱えてる?どうしてこの夜が夢で終わりそうな雰囲気があるの?
雪菜が春希を騙す?春希のお母さん!?ここで!?
雪菜を選んでよかったと思えるほど、春希が雪菜を愛しているのも事実なのだから仕方ない…….
それから
3/8。出版社にすら残らないレベルの売れ方。
全国ツアーまで!曜子さんも元気そうで何よりだよ。
軽音楽同好会が幸せな風景すぎる。
エンディングだー!!……めっちゃ落ち着いた曲。この3人で作った曲が『時の魔法』か!
サントラで曲名を見て、何の曲だっけと思っていた。
何この描写は?!結婚式!!かずさともうまくやれてるんだ。
あれ以降の描写はなかったけど依緒と武也も……!
曜子さんも今のところ平穏に暮らしていそう。
終わった…………
おまけ
どうすれば幸せな未来になるんだよ……と思っていた2月中盤までは、少しプレイするだけで心がごりごり削られたのに、3人でが一致団結してからはすごく気が楽になった。 codaの中では終盤にして初めての気分だったのではなかろうか。 まあ、コンサートが終わってからはまた少し元に戻ったのですが。
最後の方は、明らかなことはわざわざ描写しない方針なのかなと思った。 雪菜の歌を聞いて驚く小木曽家だったり、かずさが家に来て驚く小木曽家だったり。 春希の親の件は、おそらく結婚式を円満に開けていることで解決したことを示したのだろう。 武也と依緒の関係も、うまくいきそうであることさえ描ければ十分だったのかも。
曜子さんも途中で言っていたけれど、どうやったらかずさは雪菜に勝てるんだろうね。
雪菜は、春希と結ばれるために自分の醜い部分をコントロールする意思がある分、一枚上手に感じられる。
一方かずさは気持ち一本でやっていて、基本的に愛情も醜い部分も内にしまっている。
好きな人と一対一ならそれでもいいんだ。でも、恋敵がいる状況では難しい。
『優しい嘘』は雪菜の歌として認識していたけど、ところどころかずさにも重ねられるなと思った。 2番の「あなたが選んだその人を~」「心から誰より君だけ好きだったと~」あたりが特に。 かずさが優しい嘘に癒されることはないんだけど。
初登場の背景が多かった。そしてまさかの軽音楽同好会の新曲。 今さらだけど、本当にまるまる一本分のゲームが隠されていたんだなと驚く。
選択肢は確かにあったけれど、どんな風に展開が変わるんだろう。
このエンディングは、かずさの想いが報われなかったこと以外、これ以上ないほどの結末に思える。
ついでに、オープニングにある雪菜の一枚絵がまだ1つ出てきてないことが謎。雪菜ルート以外で出てくるの?
今回のルートで考えると時系列的に最後でしかありえなさそうなイラストだから、余計に不思議。
かずさルートはマジであってくれよ!「そんな未来はなかったんだ。そうはならなかったんだよ……」なんてやめてよ。
5年前に逃げた時点で結末は決まっていたなんて。
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