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【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプを中心に、ふれた作品の感想をたくわえるブログ。

ジョゼと虎と魚たち

2020年公開
今回観たのはアニメだけど、実写版もあるらしい。

2人のビジュアルと舞台が大阪であることしか知らなかったけど、普通に面白くて観て良かった。

ジョゼも負けヒロインちゃん(舞ちゃん)も可愛い。図書館の方(花菜さん)もきれい。 キャラクター原案の絵本さんがいい感じっぽいから、コミカライズも読みたい。
ジョゼと恒夫が互いに好きになるのも舞が恒夫に惚れるのも全部理解できて、引っかかるところがなかった。

思えば関西弁ばかりの作品って意外と珍しいかも。関西弁が「標準」って感じで良かった。

作業台を使って台所に立つところとか、足が不自由な人は介助なしだとそうやって生活するんだと知った。
手押しの車椅子から電動に途中で変わるのはうまいなー。

負けヒロインちゃんがかわいそう。そういう運命だったとしか言えないから。
茶髪はただのチャラいバイト仲間かと思ったら、親友みたいな振る舞いをしててびっくりした。

アップの絶望顔が多い。

恒夫が事故に遭わなかった場合、ジョゼとの関係にどう決着を付けていたのか気になる。恒夫は子供のころからの夢を諦めたりはしないだろう。
それと、障害者と健常者だからこそ「管理人」としての関係が築けたのであって、車椅子どうしになると難しいなあと思っていたので、後遺症で歩けなくなっていた場合もどう変わっていたか気になる。恒夫がふさぎ込んでそのまま疎遠になるのかな。
事故があったからこそ仲が深まった、とは何となく言いたくないなぁ。ラッキーと呼ぶには重すぎる。

なんか店長の声だけ浮いてるな〜と思ったら、見取り図の人か! …って、メイン3人も声優じゃないのか。恒夫の声とか全然違和感なかったわ。
全体的に、違和感があるところも許容範囲内で、関西弁に慣れてないとかそんな理由かと思ってた。普通に本職じゃない人が多かった。 ジョゼの清原さんはむしろ大阪出身らしい。

正直、タイトルが意味するところはいまだに分かってない。 ジョゼはジョゼだし、虎と魚もいろんなところで出てきたけど、何でその3つが並んでいるんだろう。

いや、原作とストーリー違うのかよ!Wikipediaの紹介文に「エロティシズム」と書いてあって疑問符が浮かんだけどそういうことか。 これ実写版もたぶん話違うな。