2019年公開 面白いという噂を聞いて観に行きました。 すみっコぐらしについてはノー知識だったので、タイトルと絵柄で何となく想像して。
まず、始まる前の宣伝が子供向けになっていて、「おかあさんといっしょ」の映画があることを初めて知った。
想像していたのは、隅っこにいる動物たち、くらいだったので意外なキャラクターも多かった。 それもありなのかと思ったのは、ざっそう、とんかつの端っこ、おばけ。 残されたタピオカは風刺かな？(笑) アニメーション映画だけれど、キャラクターたちは喋らず、漫画的表現が多かった。 メインのナレーションに加えて、吹き出しやセリフ文字。 絵柄も含めて全体的に優しい感じなので、なんだか気持ちがほぐれる。
昔話のパロディは単純に分かりやすく、アレンジされる部分もあって面白かった。 疲れていたからか、昔話パートの前半は少しうとうとしてしまったけれど。 地面を掘ったら別の話につながるのは面白いと思った。 電子ペーパーだけになったらこういう発想は無くなるのかと思ったり。 いろんな話のオブジェクトが一堂に会してるのは絵的にもおもしろかった。
最後の白紙世界では音楽も壮大。 仲間の証である花が元の世界へのゲートを通れなくて、花びらが散ってるところが最高に切ない。 エンディングでは、ひよこにも絵本の中で仲間ができてて嬉しかったよ。 「最後が○○」みたいな評判だったので、突拍子もない展開でもあるのかと思ったけど、それまでの話と地続きにいい話が繰り広げられていてとても良かった。
