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【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプを中心に、ふれた作品の感想をたくわえるブログ。

TENET

2020年公開
これはタイトルだけ聞いて観てみました。鬼滅の余韻も冷めやらぬまま。 全体的に「内容をよく分かってない人」の感想だと思います。

開幕テロはやめて心臓に悪い。映画だからって開幕びっくり箱しなくていいんだよ。 そして全編を通して爆音にやられた。 観ている最中の感想が、耳栓欲しい(5割)+内容理解(3割)+ヒロインの顔ちっちゃいな(2割)になってしまった。

「逆行」の説明のために銃弾を使うのはアメリカぽいなーと思ったけど、その後もほとんど戦闘にしか使ってねえ。 どういうものかの説明もあまりなくて消化不良。話を動かすための不思議アイテムという印象が拭えない。 物理学っぽい話をしていたからどういう仕組み(ハッタリ)か期待したのに……エントロピーを減少させるそうだけど、それをどうやってやる(ことにした)のかが気になったんだよ!

おそらくほとんどの逆行を回収していたので、もう1回観る楽しみがあることは分かった。 一方で伏線?布石?を回収しすぎて、前半は世界と戦っていると思っていたのが、後半「未来からおこぼれをもらった1人の心中おじさん」を止める話になってた気がする。 最後に(未来の)主人公が黒幕的なことを言っていたのはホラー落ちなの? こういうのを「セカイ系」と呼ぶのだろうか。

他に気になったことといえば撮影方法。逆再生を合成できるものなのか。 あと、主人公がヒロインに入れ込む理由がよく分からなかったのだけれど、一目惚れ?

結局タイトルの「テネット」ってどこに繋がってたん?意味は辞書に載ってるけど。 こういう単語タイトルすごい。日本語で言うとタイトル「主義」だよ。

ニールは良かったな。良い相棒だった。