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【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプを中心に、ふれた作品の感想をたくわえるブログ。

WHITE ALBUM2 -closing chapter- ④

2011年発売
closing chapterの感想その④。 これが一つの結末。………!?
『届かない恋』は何度聞いても鳥肌が立つ。

その③はこちら→WHITE ALBUM2 -closing chapter- ③ - 感想SPACE

雪菜ルート ミス

改めて保留していたルートへ。
12/28。やっぱり、ここだけ見ると麻理さんルートのように思える。コンサートのチケットはここでも登場してたのか(忘れてた)。 冬馬曜子は春希のことを覚えてるよ。

2/27。超飛んだな?!雪菜の誕生日も過ぎ去っちゃったけど大丈夫? あれ、終わったー! 麻理さんとの掛け合いは増えたけど、まだ何かが足りなかったみたいだ。

再チャレンジ

とりあえず選択肢では何かが起こる方を選んでみよう。 雪菜にメールじゃなくて電話をするのは間違いないだろう。 レポート手伝いはどっちの選択肢もありうる。千晶は帰した方がいいかも。 アンサンブルも一冊もらう。
もしかして冬馬の方も、コンサートに行くだけじゃダメなのかもしれない。 もしくは、それまでの選択肢をちゃんと選んでおかないとコンサートに行けないとか。

その直後に決別したせいで忘れていたけど、そういえばclosing chapterで最初にキスしたのは雪菜だった。 かずさなくして雪菜ルートが終わりを迎えることはないだろうけど、その辺はどうなるんだろう。 麻理さんが言ってたチケットでコンサートに行くのかな?

12/29。ついに新しい日が。今度は千晶。瀬之内晶さんは素直に喜べないなぁ。 なんで千晶がちょっと雪菜を応援してる風?やたら手の内を明かすね。やっぱり瀬之内だ。 春希が割と即答した、好きなコいる、と。何この集大成感。 千晶も報われてはないけど、それでもそれなりに幸せだと思うのか。

12/30。今度は小春。まさか、各ルートに進まなかったらというifか、麻理さんから小春までは。 独りを選んでもやっぱり春希の周りには人がいるんだよ。 小春がもはや懐かしい。お節介を受けるのも。矢田さんの件も真っ当に向き合う。 一番きれいな春希。小春は麻理さんや千晶よりもモヤモヤしてる。矢田さんの泣き顔まで。

12/31。えっ?!ここでもコンサートに行く選択肢!?選べないけど。どういうことだ?〈二年参りに行く〉ことしかできない。 依緒も雪菜を責めたりするんだ。彼女の言うことも理解はできる。 えー……雪菜ルートでも、今までとは違う方向で依緒が穏やかになれてない…… 武也とも一触即発の空気。なんだよ、雪菜ルートなら2人がうまくいってくれるんじゃないのかよ。
まあ、かずさサイドも出るよね。雪菜が全然報われてない現状、早くかずさルートに行きたい。
やっと、話が前に進んだ!報われた!おっ、大団円か?麻理さんルートでは春希が一人で呟いていた新年の挨拶からも、切なさが消えた。

雪菜ルート

1/13。スキー旅行はどうなるんだろう。これだけ関係修復したならわざわざ遠出をしない可能性もある。 すっかり4人グループの話になって安心感がある。雪菜がめんどくさーい(笑) ああ、道筋は想像つかないけど、大学ラジオに出演ってのも伏線回収としてアリだな。
学食で1人で泣き出してる女の子は、客観的にもまあまあヤバい。 これまでと打って変わって春希の方がセーフティ。依緒と武也も春希を訪ねる。プレイしていても、ストレスフリーだからスラスラと進められる。 3人写真の春希がなんかイケメンだなとは思ってたけど、カッコつけてる自覚はあったんだ。

1/21。朋なんか本当に久々にちゃんと見るな。また面白い絡み方してきやがって。 千晶の出番がまだあった。演劇については最後まで伏せた。
朋がいい性格してるわ。鬱陶しいけど、所々ちゃんとしてて嫌いになれない。 小春も再び。2人ともしっかり推薦進学。

チャラ男達うざっwあっ、無理やり連れてこうとする朋は嫌い。拉致じゃん。 やっぱり麻理さんもあった。一人一人ちゃんと振っていく。鈴木さん良い人。
あっ、そういうこと?チャラ男たちを手玉に取っただけ。よし、さっき嫌いだと言ったのは取り消そう。 いや、結局拉致じゃねえか。朋は何がしたいんだよ。 見下せる状態を維持したいだけとか。前言撤回、嫌いです。 小木曽雪菜の虚無の3年間。
ギターか〜。固定電話でしかハンズフリーできない時代。というか固定電話すら最近はほとんど使わない。 確かに、春希は雪菜を嫌ったりしない。誰かと同時に好きになったりはするけど。

1/24。良かった、だいぶ仲が戻ってきた。大学の講義棟、しかも注目を浴びてる中であんなことを言えるのは強い。 朋と仲直りした風だけど、個人的にはしっくり来てないぞ。 朋は何なの?「雪菜が目の上のたんこぶだったけど、それはそれとして可愛いのは認めてるから仲良くなれるならなりたい」とか?
1/27。「せっちゃん」は笑った。依緒の雪菜評も酷いなぁ(笑)あ~、軽音部に3人が集まったきっかけも朋ってことになるのか。 ここまでイチャイチャできるならゴール近そうだけど。

1/29。孝宏もめちゃくちゃ勉強してるな。何でも受け入れる雪菜母。ああ……そりゃあずっと泣いてたらバレるか……心の傷は癒えていない。 今回の春希は悟ってるから強い。むしろ武也の方がキレてる。 なるほど、これは3年間待たされた雪菜の気持ちを春希が体験するターンだったのか。かずさはもうノータッチ?このルートでは。

2/2。トラブルが平和!おままごとのままとか生殺しとか。 「(幸せな)結末がわかってる」と言われると急にその崩壊をイメージしてしまうの良くないな。
依緒もちゃんとモテてたんだ。雪菜の陰に隠れて。朋は誰に対してもこんな態度なんかい。 この子は、今の雪菜をダメダメだと言いつつも「実際に戦ったら自分が霞む」くらいには評価してる。 学食であの話をでかい声でするのは駄目(笑)おや?急にBGMが『届かない恋』になった。このルートの最後は雪菜が歌って終わるんだろうか。
2/4。『届かない恋』のギターだけver.は初めてかな。イントロでもう効く。

2/10。雪菜から打ち上げの提案。4人勢揃いはいつぶり?誕生日パーティーはちゃんとやるようだ。 朋再評価の流れは消えた。「歌わされる」のか。このラジオで流しまくってたのは千晶だったよね。

2/11。出場は取り止められたのか。それなら失踪めいたことまでしなくても。 朋がクソになった。だけど「あんなのにずっと勝てなかったなんて認めたくない。ムカつく」という心情自体は分からないでもない。 それで「復活してほしい」とかじゃなくて「泣かせたい」になるのが最悪なんだけど。
同窓会幹事のフリして個人情報収集はなかなか犯罪チックでは。 体育館のステージ。「あなたを好きでい続けるために、歌の方を嫌いになったの」は核心という感じがする。 かずさ本人は出てこないけど、かずさも含めた思い出はちゃんと清算するようだ。 一度くらい春希を嫌いになればいいのに、それを拒んだからここまでこじれてしまった。ジレンマ。

春希の部屋。ここで三年前の痕跡を見えなくするのは、クリスマスの繰り返しになる気がするけどなぁ。 よかった、そこは春希も分かっていた。コンサートやるのか!! 「世界で二番目に、大好きだ」はいつか言わざるをえなかった言葉。いや、かずさが一位じゃないんかい。まんまと騙された。 まあ、万が一かずさが同率一位だったりしても、(別ルート含めた)今までの春希に比べればかなり優しい嘘だと思う。
歌うことだけじゃなくて、『届かない恋』だけじゃなくて、学園祭で演奏した曲は全部嫌いだったんだ。 雪菜はどこまでも自分の気持ち以外に理由を求めようとする。 大学のラジオで流れてるやつはライブ音源じゃなかったのか。千晶ルートで武也が言ってたっけ?

2/12。雪菜が歌った!
2/14。高校生組だ。孝宏はちゃっかり小春誘っちゃって。矢田さんも確かに重要。 この流れなら千晶も絶対出てくるはず。小春もまだ孝宏に気を向けられるほどは失恋から立ち直っていない。 千晶の出番早かったな!春希には顔を見せずにこっそり見たりするのかな、と思ってた。あっ、ポッキーはバレンタインだったのか……気付かなかった。 朋は何なんだよ〜(笑)印象を乱高下させやがって。
「大丈夫」は『WHITE ALBUM』の歌詞にかかってたのか!良い歌詞です。 ちょっと狭い空間に別方面の知り合いが存在してるの、何かが起こりそうでちょっとワクワクする。 亜子はそういえばそうだった。やっぱりちゃんと努力はしてる朋。
3人が集まれなくなったと雪菜が語っている様を見ると、寂しさが倍増する。 千晶wwwファンじゃんw何だか幸せそうでよかったよ。 相変わらず雪菜のMC力が高い。朋も純粋なファンだった。

「さよなら、かずさ」
そして。やっと。ついに。 「雪菜が、はしたない」の良い。 積み重ねた、というか過ぎ去った年月を取り戻すように。 うわ〜、「楽しかった」に昔の声を重ねられるとすごく涙腺に来る。時間の流れと、1人がいないことを思い出して。
続いてシャワー。ついに過去としっかり向き合う決意をしてくれた。 今までで一番丁寧に描かれた一夜。幸せに満ちてる。 甘〜〜い。 雪菜が純粋に"女"になれていることがもはや感慨深い。少女と女を併せ持った女性になった。

2/28。朋?誕生日パーティー?完全版スキー旅行はなしですか……?朋が「素直でいいコ」(笑)お母さん言い過ぎ(笑) かずさルートでここまでの大団円感が出るかな?ちょっと不安になってきた。
小春を牽制する雪菜が可愛い。誕生日パーティーの2階で!あー、ペナルティで旅行にも行けなくなったのか。 3年前の指輪。 依緒と武也はどうもならないの? 幸せな雪だ。
「冬が、終わる」
肩に手を回しちゃって〜。もう後輩たちに隠す気ないな。 武也と依緒は何もないままなのかー。かずさルートで解決するとは思えないけれど。

エンディング。この『愛する心』は初めて聴いたけど、歌詞がすごく入ってくる。

パリ!?かずさ!?春希は結局、開桜社に入ったんだ。ストラスブールという街は初知り。 いや、さっき絶対にかずさの声しただろ!ここまで偶然のニアミスしても出会わない運命なの?
最後の最後で!?!?!?何、この、かずさも春希を全く忘れていないような話しかけ方。「北原」じゃなくて「春希」と呼んだ。

は?えっ?は?coda??雪菜はレコード会社。いやいや理解が追いつかない。 終章で終わりじゃないの!?
確かに"coda"という文字列をネット上で目にしたことはあったけど、それってエンディング後のおまけ的な何かじゃなかったの!? "chapter"が付いてないからてっきりそうかと。

おまけ

「コンサートに行けばその後の流れは1つなのかな? もしそうなら、気分的に雪菜ルートからコンサートに行きたいのだけど、違うなら麻理さんルートの方を先に覗きたい。
正直、closing chapterに入って回想以外ではほとんど姿を表さなかったかずさとの話がどうなるのか、全く想像がつかない。 かずさと春希だけじゃなく、かずさと雪菜も激しく対面して欲しいなぁ。
はぁ〜、とうとう後はかずさルートだけかぁ〜」
とエンディングまでは思っていた。吹っ飛んだ。

このルートから続いた先で再びかずさに気持ちが揺れるとなったら、それは相当ひどくない?2度目はいくら何でも。 でも、そうなったとしても今度は雪菜が激しく取り返そうとしそうだった。雪菜ルートを経て確実に彼女は強くなってる。 待ち望んでいた、3人で未来を決める姿が見れるはず。
あとは依緒と武也だよ……在学中だけでなく、就職してからも進展がないとは思わなかったよ……

小春(と矢田さん)や麻理さんはストレートに傷心してたけど、千晶は意外と穏やかだった。 千晶ルートでは、憧れの春希に近づき過ぎて歪んだ部分もあったのかもしれない。

コンサートの『届かない恋』が必然的にアコースティックver.になるのが良い。 単にこの曲にバリエーションを出せること以外にも、3年前と曲は同じでも状況が決定的に違うという演出になっている。

タイトル画面が海外の街並みなのはかずさを示唆してるんだろうな〜と思ってたけど、違った。最後の舞台というもっと直截的な意味だった。

"coda"という、絶対に音楽の授業で聞いたことのある単語の意味を覚えてなくて逆に良かった。 意味を覚えてたら、タイトルに連なっているのを目にした時点で察していたかもしれない。 今回に関しては、無知が驚きと喜びをもたらしてくれた。
新OPのイントロ部分(codaの意味からのLAST EPISODE)は何度見返してもゾクゾクする。

とはいえ、かずさのコンサートを放って最終章へは進めない。

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