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【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプを中心に、ふれた作品の感想をたくわえるブログ。

WHITE ALBUM2 -closing chapter- ②

2011年発売
closing chapterの感想その②。今回は主に千晶ルートです。
1周目との共通部分もあるし2周目以降はダイジェストかな〜と思っていたが、そうはならなかった。

その①はこちら→WHITE ALBUM2 -closing chapter- ① - 感想SPACE
1周目の感想を残していたおかげで、時間が空いて忘れた分を思い出すのに役立った。

千晶ルート 失敗

2週目でも〈苦手だ、こいつ〉は選べないんだ。千晶ルートを終えてから、ってことだろうか。 とりあえず可能な限り、1周目で選んでない選択肢を選んでいく。

まずは〈電話をかける〉。やっぱり雪菜と元に戻るには必要そうな展開だった。 ここでもう「叱ってくれた」。じゃあ、クリスマスの決別はなくなったりする?
「アンサンブル」の記事の件も〈辞退する〉。あっ、ここは結局書くことになるんだ。 小春を〈見送る〉。これこそ、どっちを選んでも変わらなそう。 千晶を〈ベッドに寝かせる〉。これも特に展開は変わらず。
今度も小春を〈見送る〉。やっぱり、自然にやると小春か千晶に進みそうな感じがする。 見送る場合でも雪菜は発見できるのね。電話を経たくらいじゃ雪菜との関係は変わらないかー。
ところどころで出てくる知らない人の名前は覚えておいた方がよいのだろうか。

思い出を記事として晒すこのくだりは、見るのが2回目でもしんどい。 麻理さんに〈そんな単純な話じゃない〉と言うのは突き放すことになるのかな?春希は明確に「拒絶」だと考えてる。
千晶を手伝おうとする場面で〈明日〉を選べないけど、これも千晶クリア後かな? 彼女の身の上話はここでも聞いてあげたいけど、仕方なく〈帰らせる〉。あー、そうすると雪菜とメールできるってことか。 春希が質問に答えない。モーニングコールまでしてあげてるじゃん。
小春のお節介を〈放っておく〉。春希が全力でからかわれてて面白い。

今度は飲み会を抜け出して和泉と会う選択肢が選べなくなってる!たぶん家族の話を聞かなかったからだろう。ということで〈飲み会に呼ぶ〉。 ここで「ゲームオーバー」とは?電話の向こうの事情が気になる。最後の言葉も意味深。「めんどいコ」って誰のこと? 千晶ルートに進もうと思ってたけど、路線変更が必要そう。

追加の見本誌は〈貰わない〉。麻理さんと帰るシーンが増えた!デレてる。 断ることでこうなるとは予想してなかった。麻理さんは、冬馬に続く「格好いいひと」枠っぽい。 結局ここでは麻理さんじゃなくて雪菜に回帰するんだ。

雪菜が24日を指定するのは、春希がガードを堅くしてるのに比べればまだ可愛い方。
小春が気を回していそうなことについて、春希らしくもなく〈どうでもいい〉と考える方を選ぶ。
ディナーは良い雰囲気なのに……春希が冬馬を雑に扱う台詞は改めて聞いても白々しいなぁ。 雪菜が一瞬キレかけて止めたけど、どこかのルートでは矛を収めずにそのまま衝突することがあるんだろうか。 雪菜の言葉を遮るのも別ルートではしなかったりして。それが雪菜ルートなのかかずさルートなのかは分からないけれど。

選択肢は出たけど、千晶も編集部も選べない。結局また〈連絡しない〉方を選ぶ。 そしてバイトも選べず〈ずっと一人でいる〉ことに。 特定の誰かを選んだ訳じゃないから、もうどうなるのか予想がつかない。
12/26。ほらやっぱり。独りを選んでも武也みたいに気にかけてくれる人がいるじゃないか。けど、春希が救われようとしていない。

2/27。えっ!?めっちゃ時間飛んだ。同級生4人がついに揃ったよ。これは雪菜ルート? 表面上は大丈夫そうなんだけど、わだかまりを解消しないことにはなあ。
終わった!?!?エンドロールすらなく。フェードアウトしてタイトル画面へ。 バッドエンドではなかったけど、決して雪菜ルートでもなかった。 これからまたやり直せるかもしれないエンド。

千晶ルート……

千晶の家庭の話を聞くところから再スタートしてみる。 飲み会も抜け出して千秋の方へ向かい、そして雪菜に拒絶された後〈千晶に電話する〉。

いきなりコスプレ!そんなことするやつだよお前。春希ももういきなり抱きしめる。 千晶って立ち絵だと目線が高い印象があるけど、イラストで見ると春希より少し低いくらい。
「春希ならなんでもおっけ〜」とか、何で和泉はこんなに受け入れてくれるんだ。 和泉の、息づかいが伝わってくる声好きだなあ。展開が早いけどこの後どうなるんだろう。

12/25。ずーーーーっといちゃいちゃしてる(笑)
12/26。そうかー、雪菜との関係は依然として未解決のまま。だから、武也と依緒はまた修復しようとする。
12/28。籠城すれば誰にも会わず、問題も起きない。着替えの手伝いとは。もしもアニメーションだったらやばそう。 衣装チェンジしてポージング。服装とか雰囲気のゆるさがないと千晶だと分かりづらいのが唯一の難点。頽廃的。

12/30。おや、千晶がいなくなった。依存し合ってる? 序章のかずさのように、春希が気付く前から千晶もいろいろ気持ちが積み重なっていたのかな。
12/31。家にいたからこその、学園祭のDVDを観るというイベント。 「(千晶には)そのことをわかって欲しいんだ」という部分は、武也でさえ理解してもらえるか怪しい込み入った罪を千晶には理解して欲しいけどまだ理解してもらえる自信がない、って気持ちなのかな。春希も直接は説明しない。 もしかして「届かない恋」の意味が千晶にまで及んでくる?千晶が歌う。 結局ちゃんと全部打ち明けたんだ。またしても、雪菜とかずさ以外なら上手くいくことが証明されてしまった。
千晶のこのモノマネスキルは何!??? 「最低の女」って?そんな自己評価なの? どうしてそんなに突き放したようなことを言うの。 春希に完全に立ち直ってほしいからなのか?自分の幸せよりも春希の幸せってことか?

1/1。茶化すこともできずに赤らむ千晶が可愛い。もう結婚しちゃいなよ。
1/2。何で千晶はそう別れる前提みたいな振る舞いなんだよ。春希は全部さらしたけど、千晶は全部を言うつもりがなさそう。 千晶が最初は「セックス」と言ってたのにいつの間にか「エッチ」に変わってたのがどういう変化なのか掴めていない。最後の言葉も意味深。

2/10。千晶のことは武也に伝えたんだ。で、武也は切り替えろと言うのか。 そうか、武也にとっては常套手段。…って依緒にまで伝えたの。春希は雪菜とはどうなりたいんだ。
2/27。「正直すぎ」はまさにその通り。雪菜も普通よりはだいぶ正直に返信してる気がするけど。 そんな雪菜とばっかりメールして、千晶は?ねえ。

終わっ………た?この尻切れトンボ感は…何…? 一度姿をくらましたとしても、最後まで出てこないのはおかしい。 千晶ルートのはずなのに、「都合のいい女」のまま終わってしまった。 1周目の小春ルートであったようなエピローグが無い。 エンディングも無かったし、まさか不完全なルートだった? もしや「失敗」した前の周も不完全な雪菜ルートだったりする?

結局、千晶が春希のことを理解してる様子だったのは「フリ」だったのかな、それとも本当に事情を察していたのかな。 年明けくらいまでは千晶のこと何か裏があるんだろうなとか思っててごめんね。健気な女の子だった。

千晶チャレンジ

最初の〈苦手だ、こいつ〉が選べるようになってるから選んでみる。 ん?小春と千晶が初対面した時の視点が追加された。 「苦手だ」という選択肢はてっきり千晶から離れるためのものだと思っていたけれど、なんか違うな。 「彼女」のフリじゃなくて「元カノ」のフリだったんだ。そのミスリードは何のため? さっき千晶ルートに進んだこととも取れるけど、そんなメタ的な発言をする世界観でもないと思うし。 千晶が想像の5倍くらい芝居してた。涙まで見せてるじゃん。

ところどころで台詞が増えているのはなぜ?千晶はまだしも、全然関係なさそうな朋まで。ここでも千晶!? 何で?何のために?なぜ小木曽雪菜に肩入れする?なぜ暗躍する?春希のため?まさか「長瀬さん」?疑問符が次々と。
本当に「長瀬さん」だった。長瀬昌子。こんなトリックじみたことを味わうとは思ってなかった。 冬馬かずさのトレース以降、「正体」が分からない。
またちょっとメタっぽいこと言ってる。 「鼻差でも十馬身差でも払い戻し額には関係ない」ってフレーズは言い得て妙だな。 春希の家でDVDを見た時の反応、マジであの時以前に「知ってた」可能性も高い。
「頼れる人に焦がれる。恋焦がれて、もっとワガママ言いたくなる」と似た言葉をどこかで見たような…… 「誰にでも平等に優しくて、けれどわたしには〜」は絶対に見た覚えがある。どこだっけ?

小木曽雪菜が「冬馬かずさと北原春希」について語っている。何でこんな舞台裏で雪菜の本心が……? 千晶が見えないところで苦労してたことを知らされると、応援したくなる。

上原って新キャラ?!どういうことだよ「主演女優」って。そりゃ説明はつくけどさ。 千晶が寝てたのは部室なの?なんでもない部屋かゼミの一室かとばかり思ってた。 「稽古相手」は寂しいなぁ。もしも弄ばれてたとしたら……
〈明日にしてくれ〉はここでもまだ選べない。 母親との関係も、「親権を手に入れた方」と貶す程悪くはなさそうだぞ。
「昌子」の男慣れしてそうな感じは何?慣れてないのも演技だったらショック。そういう気持ちで臨んでない。 千晶の「はじまり」はどこ?
前の周での「覚えておく」とか「刻む」とかは別れを見越しての言葉かと思ってたけど、演技に活かすためという線もあるのか?

トゥルー千晶

そろそろかと思ったら来たよ、裏側。コンビニでの千晶。 2月まで行方をくらましてたのは舞台をやってたってことか。 恋をしてるとは言ってるけど、やっぱり本命は「演劇」だったのかな〜。ショックだわー。 プライベートのはずの話を上原にめちゃくちゃ喋ってるし。全部喋った。

部屋に帰ってきてから春希に謝る場面でテンションと声色が急に変わったなーとは思っていたけど、これも演技? 嘘をついてた千晶に過去を全部打ち明けてたと思うと複雑。 本当に春希は「騙されて」て、ある意味「最低の女」であることを白状していたのか。かずさの演技の勢いで。 「ギブアンドテイク」ってそういうことだったのか……

1/4。武也の留守電。良いやつ。小春の声を久々に聞いた。お節介。依緒も変わらない。麻理さんまで。人に恵まれてるな、春希は。 和泉の本心はどこ。春希への感情を支える柱から演劇のことがなくなっても消えないのかどうかだけ知りたい。
依緒……ど正論。春希は「引きずる」から「浮気じゃない」。 依緒は怒り方も優しいな。全然突き放したりしない。なんとか解決する方へ向かわせようとする。 武也まで決壊しだした。この2人の話がこんなところで来るなんて。

1/11。前の周では2月の終わりまで千晶と連絡が取れなかったはずだけど、進展のしようある? あー、雪菜の方と会ってたのか!小春ルートの最後と似ている。もしかして麻理さんルートでも、麻理さんと雪菜が対面するのかな?
この雪菜との対峙も、真意によっては殴られても文句言えないだろうけど果たして。 自分を「クソ女」にしてまで千晶がやりたいことって? 結局、千晶は雪菜に何も話さなかったのか?ただの「情報収集」だった? 千晶はアーティストなの?それ一本なの?
またラジオで「届かない恋」。

1/22。麻理さんは編集部のみんなに心配されてるんだ(笑)麻理さんのデレが多い。
まさか。同級生なのか?そういえば両親が離婚してたから名字が変わってる可能性はあるな。 春希は千晶を目撃してなかったけど、千晶は春希を見ていた。

1/24。実際にこんな、千晶が演劇を指揮しているところを目の当たりにしてしまったら、人間どうなってしまうんだろうか。 半年以上の付き合いがあって共寝までしているのに、それでも全く気配を感じさせなかった側面を見てしまったら。 トラウマになりかねない。これハッピーに終われる?
ネタばらしするんだぁ、今ここで。「和泉千晶役」の瀬之内晶。そっちが根本でアイデンティティ。 春希の転部がスタートだったのか。都合がよかったから。 「小木曽雪菜に歌わせた…春希が冬馬かずさを想って作った歌」って千晶が指摘するんだ。 全て手のひらの上。瀬之内晶の思惑通り。手のひらに気持ちなんか向けていない。そりゃ春希も壊れるわ。 「知らない方が良かった」のか?
千晶の「愛してる」という言葉が本当だとして、「人を愛すること」に価値を感じてない人のその言葉に価値はあるのか?

1/26。武也が直談判に行ってくれてる。上原さんは常識人だった。 「好き」と言っても信用できないんだよなあ、たとえ春希のいない所だとしても。恋愛ではなくファン感情の可能性もあるし。 うわー、「届かない恋」を流行らせたのまで瀬之内の仕業かよ。
依緒の言葉に納得。「好きだから騙した」ならまだ理解できるけど、「好きだし(それとはまた別の理由で)騙す」は全然違う。 「外野うっぜ」はもう擁護もできないじゃん。
1/29。春希は電車に飛び込んでしまいそうなくらいのメンタル。

2/1。同じゼミなら顔を合わせないのは難しそうだけど。研究室から出たところの「和泉千晶」は何者?
たとえ千晶が戻ってきたとしても、裏切られた分は補填できなくない? 身体が弱ってるとき誰かに助けを求められたら春希は楽なのに。今は助けられて頭に余裕ができる方が嫌なのか?
雪菜が先着。これは複雑。千晶と再会するのも見てみたかった。 「チンする」っておばさんくさいの?知らなかった。 雪菜も助けを求めないことに突っ込んでくれた。雪菜ルートか?

千晶は外で待ってたんだ。「長瀬さん」問題はどうするんだろう。 千晶が失恋して終わる?
あっ!また雪菜が何でも知ってる……なんてことはなくて、さっき春希から聞いたんだろう。 小春編に続いて、雪菜の包容力で、人間性で成り立っている。 「春希と雪菜がキャラ崩壊するから私を許しちゃダメ」って理屈は、ちょっと腑に落ちた。そういう発想が出るやつなんだもんな。 雪菜の共感力が高すぎる。カウンセラーになってほしい。
小春のときもそうだったけど、春希にとって雪菜との決別の後に救われたことはどうしようもなく重いことらしい。 今度は部屋まで行って春希を助けてあげられたのに、また雪菜が失恋して終わるなんて。

2/10。「単位が欲しかったんじゃなくて、俺が欲しかったのは知識」「試験って普通受けたいだろ?自分の成果が数字になって現れるんだぞ?」ってナチュラルに思えるのは羨ましいなぁ。
2/14。「抱かれたい」も「3日くらい前から」に入ってることに春希は突っ込まないんだ。常に頭の半分では分析されてるって嫌だな〜。

2/23。この回想っぽいのは、駅で雪菜を捕まえたとき?知らない台詞が混じってる。雪菜と千晶の回想も、知らない会話が増えてる。つまりそういうことか。 雪菜が割と的確に核心を突いてくる。正妻の振る舞い。
上原さんめっちゃできた人やんけ。よっ、座長。千晶は操り人形扱いを嫌がるのか、他人は操るのに。妊娠!?

2/26。春希しっかりしすぎ。そういえば雪菜の働く姿はあまりイメージがないな。 千晶に対して春希の春希力が上回りつつある。1か月でここまで気持ちを持ち直せるのは凄い。 やっぱり上原さんいい人。胸元おっ広げてるのだけ気になるけど。
そこまで演技でしたって言われたらもうどうしようもない。 「心をカスタマイズ」ねぇ…そういうことができる天才なんだろうな。 千晶の価値観が変わらない限りは終われないことは分かってきた。 そうなんだよなあ。雪菜は抱いてないんだよ。 クレタ人のパラドックスにはどうやって立ち向かえばいいんだっけ。

2/28。着々と雪菜と仲直りしてるのはどういうこと。春希が雪菜に何もかも打ち明けたのは、改めて裏切る宣言じゃなかったっけ? 春希の気持ちも雪菜の気持ちも、2人が何を望んでいるのか分からない。緩やかに回復していくかもという期待か。
演劇って本当にここまで役とシンクロするの?アニメの声優インタビューや『アクタージュ』の知識くらいしかないから分からない。 役に入り込んだら消耗するというのが最近想像できるようになったくらい。
良かった、ちゃんと舞台を見に来てた。あえて同日に別の場所でデートしてるパターンじゃないかとヒヤヒヤしたぜ。

作中の出来事を真面目に作中作として作るのは初めて見た。 演劇に向いたアレンジになっていることは何となーく分かる。尺とか。 この脚本はなんだかよくできてる気がする。うまくは言えないけど。 男を騙して「クソ女」になってまで天才が作り上げた物語として納得できる。
春希と雪菜が割と平常心で観劇できてるのが、もう千晶とはステージが違うようにも思える。 舞台上から2人で来てるのバレてるんだ。千晶の「届かない恋」フル。 失敗。月の物が「来たから」切り札がハズレだと分かってしまった。

第三幕やるんだ?「原作」から外れたifの話。 ここでの雪音の状況はかずさに重ねられてる。メッセージは千晶の言葉でもあるのか? かずさと雪菜と千晶が、雪音と榛名に少しずつ重ねられてて深い。 胸に手を当てて!愛の告白!ってことか!舞台の上で。
千晶も春希の反応を欲しがってる。今はもう千晶が報われることを期待している自分がいる。 春希登場!千晶に王子様が現れたシーンだけど、その王子様が何でこのタイミングで現れたのか、どういう心境の変化なのか。

なるほど、観劇の前には雪菜との会談が済んでたのか。じゃあ、第三幕のメッセージを見たことで気持ちが固まったとかではないんだ。
終止符として避けられないのかもしれないけれど、「雪菜といるよりも、辛くない」って本人にぶつけられるのは凄えよ。 結局、別れの理由はクリスマスの日に既に浮かんでいた「雪菜だけは傷つけてしまう」ということ。 雪菜が芝居に誘ったのか〜〜。でも雪菜はそういうこと言えてしまうってことは、小春/千晶ルートで十分理解できた。
雪菜が辛い。彼女の幸せを見れるのはいつになることやら。雪菜だけ毎回振られるのが酷。

エピローグ。平和~。"約束"って「胸の前に手を」のやつか。それを形を変えながら毎日やってる。

おまけ

千晶の2周目は1周目の空白の期間を埋めていくだけかと最初は思っていたけど、別の世界線っぽい。そこはそういうものと思っておこう。
それと、神の視点になったことで、感情移入どころかずっとハラハラしていた。 いつ終わりを迎えるか分からないというADVゲームの特長をこれでもかと味わった。 この話は一本道にするの無理だろうなー。回想で種明かしする方法くらいしか思いつかない。ゲームならではの展開。

不意打ちによるイメージの変化が大きい。ダメージも大きい。 やはり、ベッドシーンまであるからこその裏切りの衝撃だと思う。 都合のいい「和泉」が好きだったから、春希と同じく100%嫌いになりきれなかった。 孤高の天才という意味では、千晶もかずさと重なる。
千晶の中で最後まで恋心が続いてたのが、自然なものなのか「カスタマイズ」した故なのかを問うのは野暮かな。 まあ、そこを疑い続けても何も変わらないから、どこかで信じるのが正しいんだろう。 あと、そうは言っても千晶は気分次第で離れていきそうな感じはする。

千晶の道は、このルートに進まない場合どうなるんだろう。「ゲームオーバー」した場合。 少なくとも「届かない恋」の脚本は完成しない。 そのままワンマンプレーを続けて、またどこかの未来で今回と同じようなことをやらかしそう。 春希が自分で言ってたけど、あれだけの宇宙人は「春希じゃないとダメ」な可能性もなくはない。

1周目以上にしんどかったです。次はどうか麻理さん、癒してください。 三角関係以外で傷付く想定はしてなかったので……何度悶えて息を整えたことか。 しばらくは「演劇」とか「役者」という文字を見ただけで「うっ」となる予感。

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